書評

『「有名人になる」ということ』

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勝間和代さんの『「有名人になる」ということ』(ディスカヴァー携書)を読みました。

ご自身で経験された成功体験と失敗談が赤裸々に書かれていてこんな経験を1000円+税で体験できるなんてと感動しました。

自分の好きなことで社会に貢献していきたいと思っている人は必読です。

また、有名になることの負の側面も最初に知っておくことは大切です。時々驚かされるのですが、子どもを有名にさせて稼いでもらいたいと安易に考えている人も多いからです。

私自身も今、この瞬間にこの本に巡り合うことができて本当によかったと思います。

著者の勝間和代さん、出版社のディスカヴァー・トゥエンティワン社に感謝致します。

“どんな形であれば人の役に立てるのか、そして助けてくれた人たちに、どのように報いて行動していけばいいのか、そこを軸に考え続けることが基本”

“商品性を磨き続けること × その商品があるということを発信し続けること”

このような気になる箇所をエバーノートにたくさん記録して、自分なりの考えもまとめながら2回程読みました。

本のなかで紹介されていた『キャズム』(ジェフリー・ムーア著)も読もうと思います。

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今、テレビでも再放送されていて映画化も予定されている『魔法少女まどか☆マギカ』からも少し似たメッセージを受け取りました。

魔法少女になることの可能性とその代償、いったん魔法少女になると後戻りはできずにずっと戦い続けなければならない。

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私たちはどうしても有名な人の一つの側面だけを見て憧れたり、嫉妬したりしますが、有名な人がどれほどの努力をして今の位置までたどり着いたのか、どれほどの犠牲を背負っているのかをなかなか考えることはできません。

まだまだ先は長いですが、一つ一つの仕事を全力で頑張り続けたい、短期的な利益や結果よりも長期的な利益を考えて行動したいと考えさせられました。

『「有名人になる」ということ』とにかくおすすめですのでぜひ読んでみてください。