グローバルで活躍するために英語は必要条件であって十分条件ではない。テクニックよりも原理原則、マンキューの経済学、以下の4つの知識を身につけたいと奮い起こさせてくれた書。主人に薦められて読み、むちゃオススメです!!!
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経済学は科学だ。
経済学の最終目的は―全人類に衣食住を行き渡らせ、ある一定以上の生活水準を保証することで「人類を存続させる」ことにあります。
この言葉に感動しました。文系コンプレックスがあったので。我々、日本人は経済オンチで感情に走りがちだけど、原理原則で考えるよう鍛える必要があります。
平等を求めれば求めるほど国全体が沈没し、最底辺の人たちがより苦しむ。この事実を知っていないととんでもない方向にむかってしまいます。
グローバル時代に不可欠な4つの知識
- キリスト教の基礎知識を理解する
- 仏教の基礎を理解する
- 西洋哲学の基礎を理解する
- アメリカ史の基礎を理解する
こういった前提条件の違いを知っていないとビジネスでスムーズにいかないという。本書で読み、今まで「?」と思っていたことが少しクリアーになりました。
村上春樹さんの小説もキリスト教を知っていると知らないのでは読む楽しみがちがうんだろうなぁと思っていました。仏教との違いを知るということ大切ですね。
原始仏教はキリスト教的形而上学を排除している
最近、原始仏教の考え方がもとになっているビジネス書をよく読みます。哲学みたいだと感動していたのですけど、それには上記の理由があったのですね。
まだまだ知らないことが多いなぁと思わさせてくれた書。でも学ぶ対象が多いのはこれからの人生の楽しみですよね。そう思って学び続けよう。