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映画『ココ・アヴァン・シャネル』 

映画『ココ・アヴァン・シャネル』は近代女性のファッションを決定づけたガブリエル・シャネルの成長を描いた映画。彼女がいなかったら私たちは未だに窮屈なコルセットのドレスを身に着けたままだったのかもしれない。

ガブリエル・シャネルについてはシャネルのいくつもの人生にも書かれているように「事実は小説より奇なり」という言葉がぴったりだ。次々と信じられないこと(ブラックスワン)の連鎖が彼女の身に起きた。

この映画を通じてココから学んだことは以下の3点です。

機転の利いた知的な会話で次々とパトロンを作ってしまうところ。そしてココなしでは生きられないほどの存在感となってしまうところ。

上流階級の世界にふれても自分の美的な感性、考え方を貫く。ごてごてしたファッションを批判しシンプルで動きやすい服装で女性に自由を与える。

当時のフランスでは女性がビジネスを起こすということは考えられなかった。そんななか、パトロンからの求婚を拒み一人馬車でパリにむかう。あの馬車の中で何を考え、どういう気持ちだったんだとうと考えてしまいました。この映画で一番好きなシーンでした。

イノベーションはみんなが着眼していない身近なところから起きる。そして、一歩踏み出す勇気が大切。結婚は駆け込み寺ではない。仕事は自己表現の場であり、仕事に注げる人生は美しい。

この映画からたくさんを学びました。