セミナー告知

「運」の掴み方

名声に輝く指導者たちの行為を詳細に検討すれば、彼らがみな、運命からは、機会しか受けなかったことに気づくであろう。

そして、そのチャンスも、彼らには材料を与えただけであって、その材料さえも、彼らは自分の考えどおりに料理したのにも気づくにちがいない。

つまり、機会に恵まれなければ、彼らに力量もあれほど充分に発揮されなかったであろうし、また力量をもちあわせていなければ、機会も好機にはならなかったのである。

―『君主論』―

『マキアヴェッリ語録』 塩野七生著 新潮文庫

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土曜日にぐるなびウェディングさんの大阪セミナーで講師を勤めさせていただきました。新幹線の中、前泊したホテルの中で一人の時間が持てたので久しぶりに『マキアヴェッリ語録』を読んだのですが、1年前と全くちがう読み方ができ嬉しく思いました。

「うん、うん。そう、そう。」と自分の体験と重なる部分が増えていたのです。

同じ本を読んでも、自分の体験と重ならないと本当の意味が分からなかったり、心に突き刺さらなかったりします。

特に第三部 人間篇の「運命について」「力量について」「時代性について」は今の自分にぐさりと突き刺さるものがありました。

なにかを為したいと思う者は、まずなによりも先に、準備に専念することが必要だ。

機会の訪れを待っての準備開始では、もう遅い。幸運に微笑まれるより前に、準備は整えておかねばならない。

そのことさえ怠りなくやっておけば、好機が訪れるやただちに、それをひっ捕らえてしまうこともできる。

好機というものは、すぐさま捕まえないと、逃げ去ってしまうものである。

―『戦略論』―

私はこの1年間準備に関してはメンターに教わってしっかりやってきたと思います。具体的には名刺、ブログ、SNSのプロフィールをしっかりと書く、書籍の企画を複数作っていつも持ち歩(いていた)、iphoneでpcメールをチェックできるようにし即レスする、先回りして仕事をする、ipadに過去の講演の資料や原稿を入れいつでも自分の作品にアクセスできるようにしておくなど。

こうしておいたことにより、チャンスが来たときに対応できました。(実際には準備不足で死ぬ思いをした部分もありましたがなんとかなりました。)

私のセミナーの中ではこうした「運」の掴み方についてもお伝えしていきたいと思っています。

次回、12月4日はブログやSNSの活用法についてお話します。

よく「ネット(twitter、facebook、mixiなど)ってこわいから実際にお会いした人しか友達にならないの」という声を聴きます。

こうした悩みも「日記やプライベート」など他人に知られて困る情報をネット上に書き込まないことで対応できます。

「何のために」ブログを書くのか、SNSを使うのか、そういった目的から考えていきたいと思います。

常に誰かに見られているという意識を持ち、どうやって発信していけばチャンスをつかめるのかのすべをお伝えします。

独自ドメインを取得しブランディングをするなどの技術論は夫に話してもらおうと思っています。

また、この日は経済評論家の山崎元さんにキャリアのお話をいただく予定です。

山崎元の「会社と社会の歩き方」『成果主義の傾向と対策』にとても面白いお話が書いてありました。

「成果主義ではリスクを取る方が得になる」というお話です。

私は独立をしてからはリスクをとったほうが得だと体感しております。しかし、企業勤めのときは陰気な成果主義だったために苦しみました。。

そんな山崎元さんのお話を私自身もとても楽しみにしております♪

興味を持っていただけた方は『好きと得意であなたらしく輝くセミナー』にぜひお越しください♪

次回はブロガーさんや記者さんにもお声かけしたために参加者の方も一流の方が多く気合いが入ります。

詳細と申し込みは下記サイトから!