アカデミーヒルズの勝間和代はなぜ国際貢献に尽力するのか?に参加しました。
一番前の席で勝間さんと目が時々合い、とても楽しい時間を過ごすことができました。
大学時代の恩師の石倉洋子先生も参加されていて二重に美味しい体験をしました。
目からうろこだったのが、ポートフォリオの5~10%は支援活動をしようということ。
- 支援活動を通じて自分も相手から学ぶ。
- 自分の外、国外で学んだことを自分の中、国内に新たな発見を見出せる。
- 学ぶときに、五感を使ったマルティプルインテリジェンスを使う。
- 自分の体験とロジックの組み合わせ。
勝間さんはなぜアフリカ、なぜスーダンに投資をしているのか。
- アフリカのポテンシャル(アフリカが発展することで世界経済が成長する)
- 貧困を放置しておくと、犯罪、戦争、不正につながる
- 日本はエネルギーなどで世界に依存している。アフリカとの関係を深めるべき
いち早くスーダンに投資している勝間さんの戦略が素晴らしいと思います。
アフリカは今後数十年かけてゆっくりと成長をするはずです。ジョージ・ソロスなど世界の富豪たちもそのように動いているのだから。そして金融投資をしたくてもなかなかできない。そこでインフラ整備や流通網を作っていくのは正しい戦略です。コカコーラやネスレはすでに参入しているようで日本の企業は遅れをとっています。
国内の問題ばかりに目を向けていると、「こんなに失業者が多いのに社会貢献なんて!」という狭い視野に陥ってしまいます。しかし、その後の日本の発展を考えるとアフリカという需要の宝庫に目を向けたほうが絶対にいい。そのことが国内の雇用も守ることにもなるのだから。
勝間さんがおっしゃられていたように、政治は民意の反映です。私たちが短期的なメリットではなく、いかに長期的なメリットを選択していけるかにかかっているように思います。
もっと外に。世界に目を向けないといけないなと思いました。
勝間さんがブログでも紹介されているジェフリー・サックスさんのMPJ Homepageにも注目していきたいです。