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今年読んだ本の中でベストかもしれない。できるだけ早いうちに読むことをオススメしたい。子供を持つ前に読んで救われた。
それくらい今の自分にhitして読んでいて涙が零れ落ちた。
自由とは何だろうか。それは、単に義務がない状態のことではない。何でもしてよいと放り出された状況のことでもない。自分の思いどおりになること―これが「自由」なのだ。当たり前に思えるかもしれないが、このことの深い意味を知る人は少ない。しかし、これに気づくことが、人生をよりよく生きるポイントなのである。
組織という支配から解放された後に何ができるだろうか?
自分の思いどおりになるためにもっと強くなる必要がある。そんな課題が湧きました。
支配というものは、社会(組織)からだけではなく色んな支配がある。
からだによる支配-作業をしていてお腹が減ったり、眠くなって中断しなければならない。
常識による支配-今は自由に何を書いてもいい時代なのに、他人からのうけや批判を気にしてしまうのはなぜだろう?
自分による支配-老いや経験による好奇心や無邪気さの喪失
まずはさまざまな支配があるということを知ること。そして自由を心の底から求めること。そのことが自由自在に生きるための第一歩のように思う。
楽しい自由人が増えるとどんな世界になるだろうか?
皆が賢くなってバラバラな消費活動をしだしたら世界はどうなるのだろうか?
そんな世の中を見てみたいです。案外まわるのではないかしら?
ちなみに支配したい人、されたい人はそのままでもいいと思う。(自由だから)
p.126の言葉は名言だ。私もこの考え方に従って動きたいし他人にも伝えたい。
抽象すれば、自分にとって合理的な理由で判断をすること。周囲の評価、定説、噂、世間体、そして常識、といったもので選ぶな、ということ。
非合理的な常識よりも、非常識な合理を採る。それが自由への道である。