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『しがみつかない生き方』 香山リカさん

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どうしてもポジティブな本ばかりを選んでしまうので、違った目線で再確認。

本書を読み、思ったことが、それでも私は自分の好きなことを仕事にしたい!ということ。

以前の仕事は十分なお給料をいただき、本当に恵まれた待遇でした。それでもこの牢獄からいつ抜けられるのだろうって毎日もがいていました。自分は何者でもないと思っていました。

何か他にできることはないかと会計士を目指したり、劇団四季のオーディションを受けました。それらは失敗かもしれません。だけど無駄な失敗は一つもありません。失敗があったから今の私があります。

必要なことは、運が来るまで、やりたいこととできることが分かるまで待つ力なのかもしれません。波が来たら一気にのらなければいけません。成功者はそれができている人なんだと思います。運は無意識の選択の連続だから。

レールを踏み外してもいいと思います。独立して自由を得てから毎日がボーナスです。報酬をもらっているかどうかに関わらず。私にとっての仕事は「パンを得るため」ではなくて「自己表現」なのです。仕事は一人の人に集中しやすいので、自分に何ができるかハッキリしていれば仕事をまわしてもらうこともできると思います。

それから、「普通の幸せって何だろう?」と思いました。単身世帯が50%を超えるユニークな環境なのに何をもって普通と言うのだろう?夫婦仲がよく、子供がいて、衣食住が満ち足りていることが条件だとすると半分以上の人が不幸になってしまうのか?条件にあてはまっていたとしても、途中で一つでもかけてしまえば普通とは言えなくなるのだろうか?そう考えると、他人と比べないことのほうが大切だと思います。

大切なことは心の持ちようです。シェークスピアの以下の格言があります。

世の中には幸も不幸もない。
ただ、考え方でどうにもなるのだ。

私は幼少期にかけがえのない人を失いました。それ以来、「困ったことなんて起きないし、起きてもなんとかなる」と思って生きています。一度悲しみを乗り越えると恐れはなくなります。もしかしたら、十分に幸せで失うのがこわいだけかもしれない。そう考えてみてはどうでしょうか?やはり日本に足りないのは絶望なのか?そして妄想は座禅などで断ち切ったほうがよいと思います。

経済に関して言うと、よく知りもせずに、小泉さん・竹中さんが悪いと決めつけるのは非常に危険な考え方だと思う。今更、逆戻りすることはできないし、そうすることでより日本の底辺の人を苦しめることになる。。恐慌は日本の大チャンス官僚が隠す75兆円を国民の手に、高橋洋一 藤沢数希さんのブログを参照。そうした人を救う上でもカツマーは必要だと思います。人口が減っていく上でみんなが内向きになってしまったら日本全体が沈んでしまいます。

ちなみに私はカツマーではありません。白黒ハッキリさせるよりもグレーを好むもので、色んな方の取り入れたいところだけを取り入れさせていただいております。