マイケルを見ていると効率よりも「フロー状態」「ディープな集中力」なのかと思ってしまう。好きと得意にとことんのめりこむ、楽しむ、五感や直感を信じることが大切だと思った。
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川崎のIMACシアターで『THIS IS IT』を見てきました。映画なのに終わったあと、劇場で拍手が起きた。素晴らしい映像と音で楽しめて思わずリズムをとってしまった。
我々凡人は自分の仕事の時給を考えてしまうけど、アーティストはそんなこと考えるわけもない。ただ目の前にあるショーに全力で命を吹き込む、観客を喜ばせることに集中している。マイケルから学ぶことはたくさんある。
鳥肌が立ちそうだったのが、マイケルが舞台全体、音楽、ダンスをすべて把握し指示ているところ。後ろに流れるスクリーンの映像に合わせて出を指示するとき、「どうやって見ないで分かるんだ?」と聞かれ、「感じるよ」と。
私は少々舞台とダンス経験があるのだけど、達人は後ろの幕から人が近づいてくるところも見ないで感じるらしい。後ろに踊っている人たちとの距離感などもすべて肌で感じるよう。でも映像のシーンをどうやって見ないで感じるんだろう。。
アーティストで舞台監督、プロデューサー、ダンサー、音楽の調整、すべてを兼ねている彼は天才以外の何者でもないと思った。マイケルのショー全体が生き物のように彼の指示で動く。。たとえ数万円しても一度見てみたかった。
50歳とは思えないダンス力。他のダンサーも抜群に踊りが上手い(オーディションシーンは鳥肌ものでした!)のだけど、マイケルは一切無駄な動きがなくて息切れしないで歌もしっかり歌っている。
思わずCDを買ってしまったのだけど、DVDも出て欲しいです。
こちらは一緒に行った主人のブログ。